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ぎっくり腰について

 

「重い物を持っていないのに、なぜ急に腰が痛くなったのだろう」と感じる方もいます。ぎっくり腰は必ずしも大きな負荷をかけた瞬間だけに起こるものではなく、立ち上がる、身体をひねる、前へかがむといった普段の動作がきっかけになることもあります。

 

痛み方も人によって異なります。突然動けないほど痛くなるケースだけでなく、最初は動けていたものの、その後腰を伸ばしにくくなるなど時間とともにつらさが増してくる場合もあります。

 

ぎっくり腰の原因について

 

ぎっくり腰になると、発症した瞬間の動作だけに原因があると考えがちです。しかし、急な腰痛では筋肉や関節、靱帯、椎間板など様々な部位が関係する可能性があり、原因を一つに絞ることが難しい場合もあります。

 

例えば、床に置いた荷物を持ち上げた際に痛みが出ても、「荷物が重かったから」という理由だけでは十分に説明できません。腰をどの程度曲げていたのか、身体をひねっていたのか、普段から同じ作業を繰り返していたのかによっても腰への負荷は変わります。

 

また、仕事が忙しく座っている時間が長かった時期や、普段より身体を使う作業が続いた後に発症する人もいます。反対に、特別な負担を自覚していない状態で起き上がりやくしゃみなどをきっかけに急な痛みが生じるケースもあります。

 

ぎっくり腰は発症した瞬間だけを振り返れば原因が分かるとは限りません。いつから腰に違和感があったのか、その前後で仕事や運動量に変化がなかったかなど、発症までの経過を含めて捉えることが重要です。

 

ぎっくり腰の症状について

 

ぎっくり腰では「さっきまで普通に動けていたのに、急に腰が痛くなった」という形で症状が始まることがあります。物を持ち上げるような大きな動作に限らず、顔を洗うために前へかがむ、床の物を取るといった動きをきっかけに痛みを感じるケースもみられます。

 

発症するともう一度強く痛むことを避けようとして、普段より慎重に身体を動かすようになります。ベッドから起きるときに身体を少しずつ起こしたり、椅子や机につかまりながら立ち上がったりするなど、何気なく行っていた動作にも時間がかかります。

 

痛みの程度によっては、歩くことや立っていること自体がつらく感じられます。着替えや洗顔、トイレへの移動なども負担になり、仕事や家事を普段通り続けることが難しくなるでしょう。一方、ゆっくりであれば動けるなど発症後の状態には個人差があります。

 

「動けるから大丈夫」と思って無理をすると、腰を気にしながら一日を過ごすことになります。立つ、歩く、かがむといった普段の動作につらさが残っている方は、我慢を続けずご相談ください。

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