肩こりについて
肩が重い、首から肩にかけて張っているといった状態が続く肩こりは、日常生活の中で感じやすい不調の一つです。
一時的な疲れとして気にならなくなることもあります。ただし、繰り返す人では長時間の仕事や家事がつらく感じられるようになります。症状の程度やつらくなる場面は一人ひとり異なります。
肩こりの原因について
肩こりが続いている場合、まず考えたいのが日常的に繰り返している姿勢です。長時間パソコンへ向かっていると、気づかないうちに頭が前へ出たり背中が丸くなったりします。スマートフォンを見る際も下向きの姿勢が続きやすく、首から肩の筋肉には継続して負担がかかります。
「姿勢を良くしているつもり」でも、身体をほとんど動かさず同じ姿勢を保ち続ければ筋肉は疲労します。そのため、肩こりは姿勢の形だけでなく、同じ姿勢をどれだけ長く続けているかという点も関係します。
身体を動かす習慣が少ない場合は、肩甲骨周辺や背中の筋肉を大きく動かす機会も減ります。筋力や柔軟性が低下すれば、頭や腕を支える際の負担を首肩に感じやすくなることも考えられます。デスクワークでは画面を長く見続けるため、目の疲れと肩のつらさを同時に感じる人もいます。
忙しさによる疲労や睡眠不足、精神的なストレスが重なると、肩に力が入りやすくなる人もいます。一つだけを原因と決めつけず、姿勢、作業時間、運動量、休息などを含めて考える必要があります。
肩こりの症状について
肩こりは「痛い」という感覚だけで現れるわけではありません。肩が重い、首との境目が張る、肩甲骨周辺がだるいなど様々なつらさとして感じられます。朝より夕方の方がつらい人もいれば、起床時から首肩のこわばりを感じる人もいます。
デスクワークの後に肩が硬く張り、少し身体を動かしたくなるような感覚が続くこともあります。張りが首まで及ぶと、左右を向いた際につっぱるように感じるなど首の動かしやすさにも影響します。
頭痛や目の疲れが同時に現れる人もいますが、これらをすべて肩こりによるものと判断することはできません。特に腕や手のしびれなど、通常の肩の張りとは異なる症状が続く場合は、別の原因が隠れていないか確認することも大切です。
「いつもの肩こり」と我慢しているうちに仕事や家事がつらくなっている方は、一人で抱え込まず当院へご相談ください。




