頭痛・片頭痛について
「いつものことだから」と頭痛を我慢しながら過ごしている方は少なくありません。しかし、痛みを繰り返していると、仕事の効率が落ちたり、外出や家事を控えたりと、少しずつ生活に影響することがあります。
頭痛には頭が重く感じるタイプから、ズキズキと強く痛むタイプまでさまざまな現れ方があります。まずは自分の頭痛がいつ、どのような状態で出ているのかを知ることが、身体を見直す第一歩になります。
頭痛・片頭痛の原因について
「疲れているだけだろう」「肩がこっているせいだろう」と考えていても、実際には複数の要素が重なっていることがあります。長時間パソコンを使用している方では、画面に集中するほど頭が前へ出やすく、首や肩の筋肉が休みにくい姿勢になりがちです。
さらに、仕事が忙しい時期には身体を動かす時間が減り、同じ姿勢を続ける時間が長くなる傾向があります。運動不足によって姿勢を支える筋肉を使う機会が減れば、首や肩への負担を感じやすくなる場合もあります。
精神的な緊張が続いていると、無意識に肩をすくめたり、身体へ力を入れたりして過ごすことがあります。睡眠時間が短い、眠る時間帯が一定しないといった生活の乱れも、頭痛を繰り返す人にとって見直したいポイントです。
ただし、片頭痛については姿勢や肩こりのみで説明できるものではなく、神経の働きなどさまざまな要因が関与します。ホルモン変動や睡眠の変化などが影響する方もいるため、「これだけが原因」と決めつけずに状態を確認する必要があります。
頭痛・片頭痛の症状について
「この程度なら大丈夫」と感じる軽い頭重感から、仕事を中断したくなるほどの痛みまで、頭痛の強さには個人差があります。痛む場所も後頭部、側頭部、こめかみ、頭全体などさまざまです。
首肩のつらさとともに、頭を帯で締め付けられているような感覚が続く人もいます。一方、片頭痛ではドクンドクンと脈を打つような痛みが特徴となることがあり、階段の上り下りや歩行など普段の動作でもつらさが増す場合があります。
痛みに加えて吐き気を感じる、明るい場所がつらい、周囲の音が気になるといった症状を伴う人もいます。頭痛が続いている間は考えがまとまりにくくなり、仕事や家事への集中が途切れやすくなることもあります。
当院では、頭痛の感じ方や身体の状態は一人ひとり異なると考え、それぞれのお悩みに合わせて対応しています。「いつもの頭痛だから」と我慢している方も、症状が続いている場合は身体の状態を確認する機会をつくることをおすすめします。




