変形性股関節症について
「椅子から立つと脚の付け根が痛む」「階段や着替えで股関節が動かしにくい」。変形性股関節症では、このような身近な動作に支障が出ることがあります。関節の軟骨がすり減り、骨や周囲の組織にも変化が生じることで、痛みや動きの制限につながります。
痛みは脚の付け根だけでなく、お尻や太もも、膝のあたりに感じられる場合もあります。当院では、診断や治療内容を伺い、日々の生活で負担になっている動作を確認します。必要な医療と並行し、身体に合ったケアを考えます。
変形性股関節症の原因について
股関節の形や加齢に伴う変化などが発症に関わります。特に、骨盤側の受け皿が浅い臼蓋形成不全では、体重を支える部分に負担が集中しやすくなります。幼少期の股関節の病気や、過去のけがなどが背景にある場合もあります。
また、体重や作業量、股関節まわりの筋力は、関節への負担に関係します。ただし、運動不足や姿勢不良だけで原因を説明することはできません。痛みが続く場合は、整形外科での診察や画像検査を通して状態を把握することが大切です。
生活の中では、痛みの強くなる動作を把握し、立ち仕事や歩行の時間を調整しましょう。筋力を保つ運動も大切ですが、強く脚を開く、痛みを押して曲げるなどの動きは避け、症状や治療方針に合った方法で行います。
変形性股関節症の症状について
歩き始めや立ち上がりで痛む、長く立つとつらい、脚を曲げたり開いたりしにくいなどの症状がみられます。靴下を履く、足の爪を切る、車に乗り込むといった動作が負担になる場合もあります。
痛みが強くなると、休息中や夜間にも気になることがあります。相談する際は、いつ痛むか、どの動作が難しいかを伝えてみましょう。歩ける範囲が狭くなった、眠りを妨げる痛みが出たなどの変化は、かかりつけ医へ相談することが大切です。
当院では、股関節周囲の筋肉の状態や身体の使い方を確認し、動作に関わる負担の軽減を目指します。関節の変形を戻したり、軟骨を再生したりする施術ではありません。立ち座りや歩行でお困りの方は、当院へご相談ください。




