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坐骨神経痛について

 

椅子に座る、電車で立つ、買い物で歩くといった普段の行動でお尻から脚に痛みやしびれを感じることがあります。こうした腰から脚へ続く神経に沿った症状が、坐骨神経痛と呼ばれるものです。

 

症状が強くなると、長時間の移動や立ち仕事だけでなく、靴を履く、階段を使うといった身近な動作にもつらさを感じるようになります。どの動作で困るのかは人によって異なります。

 

坐骨神経痛の原因について

 

日常生活では、座る、立つ、身体を曲げるなどの動作によって腰にかかる負担が変化します。ただし、こうした動作そのものが坐骨神経痛の原因というわけではなく、その背景に腰椎や神経の問題が隠れている場合があります。

 

腰椎椎間板ヘルニアは、その代表例です。椎間板が突出して神経根を刺激すると、腰だけでなくお尻から脚にかけて痛みやしびれが生じることがあります。座位や前かがみなどでつらさを感じる人もいます。

 

一方、腰部脊柱管狭窄症では立ったり歩いたりすることで脚の症状が強まり、腰掛けたり身体を前へ曲げたりすると楽になる場合があります。同じ「歩くと脚が痛い」という症状でも、背景によって現れ方は変わります。

 

お尻周辺で坐骨神経が刺激される状態などもあるため、長時間座っていることや姿勢だけを原因として扱うのは適切ではありません。普段どの動作で症状が現れ、その姿勢をやめるとどう変化するのかも坐骨神経痛の背景を考えるための重要な情報です。

 

坐骨神経痛の症状について

 

デスクワークでは、座り始めは問題なくても時間がたつにつれてお尻が痛くなり、その感覚が太ももへ延びてくることがあります。何度も座り直したり、途中で立ち上がったりしなければ仕事を続けにくくなることもあるでしょう。

 

外出時には、歩く距離が長くなるほどふくらはぎまで痛みやしびれが広がり、途中で休みたくなる人もいます。駅まで歩く、買い物をする、旅行先を歩いて回るといった行動にも負担を感じるようになります。

 

自宅でも、靴下を履くために身体を曲げた際に脚へ痛みが走ったり、立ったまま料理をしていると脚がつらくなったりすることがあります。坐骨神経痛が続くと、特別な運動ではなく毎日繰り返している動作の中で困る場面が増えていきます。

 

仕事の途中で何度も休まなければならない、外出する距離を短くしているなど、痛みやしびれを基準に行動を決めることが増えている方はご相談ください。普段通りに過ごすために無理を重ねるのではなく、現在感じている困り事をそのままお聞かせください。

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