ストレートネックについて
ストレートネックとは、通常は緩やかに前方へ湾曲している頚椎のカーブが減少し直線に近い並びになった状態を表します。
首の骨の形を示す言葉であり、それだけで痛みやこりの原因が決まるわけではありません。首や肩に不調を感じる人で見られることもありますが、症状との関係には個人差があります。
ストレートネックの原因について

ストレートネックの背景を考える際は、頭と上半身の位置関係が重要です。頭が身体より前へ出た姿勢では、その位置を支えるために首の後ろ側や肩周辺の筋肉が継続して使われます。パソコン作業やスマートフォン操作では、このような姿勢を長時間続けやすくなります。
頚椎の並びは首だけでなく、背中を含めた上半身の姿勢とも関係します。背中が丸くなると頭も前方へ移動しやすくなるため、猫背など普段の姿勢も確認したい要素の一つです。さらに身体を動かす機会が少なくなると、筋力や柔軟性の低下によって一定の姿勢を保ちにくくなることも考えられます。
首や肩のつらさには、姿勢以外の生活状況が関係することもあります。例えば睡眠が十分に取れていない時期や精神的な緊張が続いている時期には、こりや痛みを強く感じる人もいます。ただし、これらとストレートネックそのものを直接結び付けることはできません。頚椎の形と首肩の不調を分けて考えながら、日常で繰り返している姿勢や生活習慣を振り返ることが重要です。
ストレートネックの症状について

ストレートネックに関連して感じる不調として、首や肩のこり、張り、重だるさ、首を動かした際の痛みなどが挙げられます。じっとしている間は重く感じ、顔を左右へ向けたり上を見たりすると痛みが強くなるなど、動作によってつらさが変化します。
首の付け根に感じていた張りが肩から背中の上部へ続くように感じられることもあります。頭痛を伴う人もいますが、頭痛には様々な原因があるため、ストレートネックだけが原因とは限りません。また、頚椎のカーブが少なくても首や肩に症状を感じない人もいます。
首のこりや痛みが続けば、振り向く、上を見るといった動作をしづらく感じ、仕事や日常生活にも支障が出てきます。首肩の不調や動かしにくさが続いている場合は、現在感じているお悩みについて当院へご相談ください。




